前回は目的別にどの不動産会社に行くべきかをお伝えしました。
今回はその後編で、不動産を売りたい人、家を建てたい人にフォーカスを当てて考えてみましょう。
自分に合った不動産会社を見つけよう!前編
不動産売却であまり営業をかけられたくない方に沿う方法を教えます。
所有している不動産を売りたい!
不動産を手放したい、現金化したいという人は、売買仲介の不動産会社や不動産買取専門会社に問い合わせましょう。
不動産を買いたいのところで伝えたように、売買仲介の会社は買いたい人と売りたい人を繋ぐ仕事をしています。
ですので、売り出し価格等の諸条件が決まったら、不動産会社と媒介契約をいうものを結んで、不動産を売り出す手続きを進めます。
その後、買いたい人と無事マッチングすればめでたく売却が成立という流れです。
一方、不動産買取専門会社というのは、その名の通り不動産の買取を専門にしている会社。
転売目的で買い取って、それをリフォームしたりして改めて市場に出して利益を得るのです。
ではそれぞれのメリット・デメリットを。
売買仲介の良い点は市場の相場で売れることです。
少しでも高く売りたい場合は、仲介会社と媒介契約を結んで、買主さんを募りましょう。
メリットは、その媒介契約を結んだからといって、100%希望の金額で売れるわけではないということです。
もしかすると希望の金額で売れないかもしれないし、数年間も売り出したまま…なんてこともあり得ます。
ですので、売却金額やタイミングは、不動産会社とよく相談して決めましょうね。
そして買取専門会社のメリットは、現金化が早いことです。
あなたと不動産会社の条件がまとまれば、即現金化です。
すぐに現金が必要な時に役立ちます。
デメリットとしては、金額は伸びません…。
不動産会社は転売目的で買いますので、相場の6~7割の金額です。
金額にこだわらず、スピードを大事にしたい人はこちらにしましょう。
とはいえ、買取専門の不動産会社は一般には分かりにくいです。
不動産仲介会社が買い取りもしている場合もあるので、ホームページでチェックして問い合わせてみましょう。
不動産を売るにもその人に合った売り方をしましょうね。
不動産を売ったときにかかる税金を分かりやすく教えます!※自宅編
不動産売却であまり営業をかけられたくない方に沿う方法を教えます。
家を一から建てたい!
一から自分で家を建てたい場合は、ハウスメーカーや工務店で注文住宅建てましょう。
そのメリットとしては、建売住宅やマンションには無い自分だけのこだわりポイントを詰め込むことができるということです。
よく市場に出回っている建売の新築一戸建ては、万人受けするような間取りがほとんどです。
例えば、「1階にLDKと洋室と水回り、2階に洋室が3つとトイレ」というオーソドックスな間取りです。
そうではなく、例えばLDKに日当たりが欲しいから2階にLDKを作るだとか、小さくてもいいから洋室が5部屋以上欲しいとか、特殊な間取りを希望する場合には注文住宅がいいですね。
あとは、すでに土地を持っている(決めている)から建物だけでいいんですという人もハウスメーカーや工務店を利用するべきですね。
デメリットとしては、建売住宅に比べるとコストがかかるという点です。
ちなみに建売住宅とは、土地と建物がセットで売り出されている新築一戸建てのことで、間取り図面や材料を大量生産して建てているので、注文住宅に比べてコストが低いのです。
注文住宅はその人の要望に合わせて全部一から決めるので、人件費や材料代は高くつきがちなのです。
まとめ
いかがでしたか?
もう一度おさらいすると
それぞれに合ったところで相談してみましょうね。
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