賃貸物件を探すとき、あなたはどうやって毎月の予算を決めますか?
ここではその人に合った家賃の決め方について考えていきます。
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家賃は切り詰められない
毎月払う家賃は当たり前ですが、毎月発生します。
食費や雑費とは違い、節約することができません。
意気揚々と実家を出たものの、生活が行き詰って出戻り…なんていうことはよく目にします。
余裕を持った計画を
よくCMで「ご利用は計画的に」というキャッチフレーズがありますが、初めての賃貸暮らしは特にその通りです。
たまに想定より高い家賃のところに住んで、それを糧にバリバリ仕事をする人がいますが、それで成功するのはほんの一部。
賃貸暮らしを楽しむためには、まず自分が払えるお金のことを考えましょう!
給料の1/3?
よく家賃の設定は給料の1/3が目安だと言われます。
もちろんこれは間違っていませんし、参考にするべきです。
ここで僕が伝えておきたいのは、「給料の」ではなく「手取り額の」1/3までにするべきだということです。
社会人の方ならわかると思いますが、一般的には給料から税金などが天引きされて手元に入ってきます。
ですので、自分が使える金額、すなわち手取り額を基準に考えましょう。
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あなたは出費が多い人かどうか
ただし、単純に手取り額の1/3と言っても全ての人が当てはまるわけではありません。
例えば、毎週末友達や同僚と飲みに行く人、洋服が好きでよく買う人、お金のかかる趣味を持っている人。
あまりお金をかける習慣がない人や、贅沢をしない人。
前者は手取り額の1/3より家賃を低く設定した方が良いです。
というのも、人それぞれお金をどこに使うかなんて自由ですし、強制することはできません。
ならば、せめてその趣味にはしっかりお金をかけて、毎月やってくる下げることができない家賃の支払いを少なくするべきなのです。
家賃は低い方が良い
1人暮らし15年以上の僕が言えるのは、家賃は低いに越したことはないということです。
その中で自分が譲れない点と我慢できる点を洗い出して、それを営業さんに伝えて物件を紹介してもらうのが良いですよ!
(例えば、駅近が絶対優先だけれども、お風呂とトイレは同室で大丈夫だとか、5階まで階段で上がれるからリノベーション済みの部屋が良いとか…)
望みが100%がかなう物件なんて無いですから!
まとめ
物件を探すときの家賃を決めるポイントは3つ。
・手取り額の1/3を目安に。
・趣味や飲み会で頻繁に出費があるかどうか。
・譲れない点と我慢できる点を明確にできるかどうか。
この3つをしっかりと考えて、
①出費が多い人は手取り額の1/4程度
②あまりお金を使わない人でも1/3~2/5くらいには抑えましょう。
物件どうこうより、まずは自分のライフスタイルを見つめ直すことがスタートですね。
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