不動産を出来るだけ高くすぐにお金に変えたい場合はどうしたらいいのか?

不動産を売却する時



前回、不動産を売る為に手間がかかることや面倒くさいことを避けるにはどうしたら良いかをお伝えしました。

今回は「相続でもらった不動産だからそんなに高くなくていいから、すぐにお金に変えたい」という方や、「お金に困っているからとりあえずすぐに売りたい」方に失敗しない方法をお教えします。

即金目的なら「買取り」一択。そして一括査定で競わせろ。



結論から言うと、不動産をすぐにお金に変えたい場合は、不動産会社に買い取ってもらいましょう。

そして仲介とは違い、直接不動産会社が買取る場合は一括査定で金額を競わせましょう。



これは仲介と違い、一社だけに買取りをお願いすると比較検討できないので、相場より安い金額で買い取られる可能性があるからです。


ですので、できるだけ一社だけではなく、数社に頼んで査定額を出してもらうべきです。

そして、数社に頼む場合は「一括査定」がおすすめなのです。


「仲介」と「買取り」の違い



「仲介」とは、不動産会社が間に入って買いたい人と売りたい人を繋ぐこと。

買いたい人は一般の人がほとんどなので、一般的な相場で不動産の取引が行われます。



しかし、売主が提示した金額ですぐに買主が見つかる訳ではないので、ある程度の時間が必要ですし、何度も不動産を見てもらったり、不動産会社の担当者と何度も連絡を取り合うなどの手間がかかります。

一方、「買取り」は不動産会社に不動産を買ってもらうことです。

これのメリットは、即金買取りなのですぐにお金が手元に入ります。

ですので、すぐに手元にお金が必要な場合はこちらがおすすめ。

しかも、買うか分からない人に何度も見てもらうという仲介の煩わしさがないので、気持ちも楽です。

デメリットは一般的な相場の50〜60%くらいの価格になってしまうことです。

これは、買い取った不動産会社がその後転売で利益を得る為、どうしても安い金額になってしまうのです。

「買取り」のデメリットを少しでも回避したい。


上記の事を踏まえて、もしあなたが持っている不動産を不動産会社の買取りで売りたいと思っているなら、出来るだけ買取りのデメリットを回避しましょう。

それは冒頭で話した通り、「一括査定」で不動産会社を数社選び買取り額の相見積もりを取ることです。

手順としては簡単で、一括査定サイトで不動産会社を選び、備考欄に「買取り希望」と打つだけです。

不動産会社の中には不動産買取りをしていないところもありますが、その場合は買取りを主に行っている不動産会社を見つけて金額を出してもらうようお願いしましょう。

高く買い取ってもらうにはどの不動産会社に頼めば良いのか。


地域性や不動産にもよりますが、基本的には地元の不動産会社がおすすめです。

というのも、近くの会社の方が管理がしやすいですし、「地元の物件を所有しています」という看板を掲げたいのが地域の不動産会社ですので、高く買い取ってもらいやすいです。


あとは、先ほどサラッとお伝えしましたが、仲介会社に高く買い取ってもらえる不動産会社を探してもらうのもおすすめです。

ただ、その場合は思った以上にあなたの不動産の情報が色々な会社に流れるので、それが嫌な方にはおすすめしません。

あと、仲介会社にお願いする時は仲介手数料という「買取り価格×3%と消費税」が別途かかるので注意しましょう。

まとめ



以上が不動産買取りの内容と、少しでも高く買い取ってもらうコツでした。

不動産初心者のあなたが損をしないよう、買取りの場合は色々な会社に頼んでみましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました